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役職者手当について

「役職者はどのような仕事をさせていますか?」
昨日、かなり遠方から、このようなご相談のお電話を頂きました。
ひとことで、これとこれとこれ、という訳にもいかず
結局1時間15分も役職者の仕事についてアドバイスさせて頂いた内容
その一部をご紹介させてください。

これは当クリニックが初めから出来ていた、今も出来ている、というわけでもなく失敗から学んだこともあるので、皆さんの参考になればと思います。

先ず初めが肝心。
『人選です!』
本当にその職員でいいのか?ということなんです。
「長く勤務してくれている」「年齢的に」というのは全く理由にならないのです。狭く小さな世界なので、このことに
どうしても揺れてしまいます。

しかし、毎月手当を出すにあたって、このお金の価値について考えると
他の職員より、年間の所得も当然上がります。
年間に考えると20万くらい他の職員より多く貰うことになりますね。

それだけの価値があり、それだけの仕事をしてくれるのか?払うだけの価値は
あるか?その方を役職者にすることで周りに良い影響は与えられるか?

役職者を引き受けた職員が、その手当の価値について真剣に考えて貰わなければ
ただの給料の一部になってしまいます。
そうなるともう、思考が停止し、行動が伴わず、手当の価値がなくなりますね。
お金はたとえ1000円でも他の職員との差があるなら、
その金額の価値を職員一人ひとりが忘れず、考えてもらいたいです。

どうやって考えさせるか、それはまた次回にお話させていただきます。