「とらや」に学ぶ
クリニック経営をしているとさまざまな方から手土産を頂くのだが
正直あまり心が動かない(本当にごめんなさい^^;)
メーカーさんが数と値段で選び、経費で買ってきたんだな、と思うものは、ほとんど職員に「頂き物なんだけど皆んなで」と渡してしまい自分の口に入ることはない。
しかし、相手が本当に私のことを考えて選んだものには反応する。
これって、当たり前ですよね。
だから私は誰かに差し上げる「おもたせ」にはかなり気を使う。
気を使わないなら差し上げないほうがマシだと思うくらいだ。
昨日「おもたせ」選びに鶴屋へ行った。何気なく
とらやの店頭でこの羊羹を発見し、店の雰囲気と少し違う洋風のパッケージを見ると
これはとらやパリ店の開店40周年記念の羊羹、とある。
パリの街角の風景といえばカフェ。
「コーヒーとカカオの組み合わせは昼下がりのカフェを思い起こさせてくれるでしょう」と記載があった。
虎屋、パリ店があることを初めて知り、大好きなパリにもう一度行ける日はいつだろうと思いながら、即、購入し、ひとりで誰かの「おもたせ」の為の試食をする。
コーヒーの風味、無駄のない甘さ、ビジュアル、素晴らしい味わい。
コーヒーでも紅茶でも、緑茶でも合うでしょう。
伝統のある和菓子メーカーであるにも関わらず、常に新しい発想と「和」に拘らない姿勢に感動しながら頂きました。
お世話になったあの人へ、このお菓子を差し上げたい!!!!
「やっぱりすごい!」私もそう評価されるクリニック経営を目指したい。
「常に進化している」
そう自分も思えて、そして患者さんにも思っていただけるように。
#とらや#昼下がりのカフェ#おもたせ